MILD BOTCHI LIFE

仮想通貨XYMのハーベスト収益リアル日記※投資は余力の範囲でね

ブロックチェーンSymbolでの投資利益の獲得方法と年利5%の維持

この記事では、安全かつ使いやすさで注目度の高いブロックチェーン『Symbol』上の通貨『XYM』を”売買することなく増やす”方法について、実際の状況も踏まえて紹介しています。

難解な専門的知識は必要ありません。ブロックチェーンSymbolなら、ITに強い人もそうで無い人もブロックチェーン技術の発展に参加できます。

それではさっそくはじめましょう。

 

どのような方法で年利5%を維持しているか?

結論から言えば

”ハーベスト(マイニングみたいなもの)を設定することで、報酬として『XYM』を受け取る”

という方法です※。

(※正確には”委任ハーベスト”という方法ですが、詳しくは後で説明します。)

そもそも何故”報酬”が発生するのか

ビットコインもイーサリアムもブロックチェーン技術を利用しています。ブロックチェーン上に記録が詰まった箱【ブロック】を繋げる仕事がいわゆる『マイニング』で、仕事を完了すれば報酬がもらえます。

 

ブロックチェーン『Symbol』も同様に、仕事に対する報酬があるわけです。ただ呼び名としては、報酬システムがビットコインやイーサリアムとは異なるため”マイニング”ではなく”ハーベスト”というだけのこと。

 

ハーベストの利用方法を説明する前に、まずは実際にどれほどの報酬が得られるものなのかを公開します

実際に得た利益は?

2022年2月28日から3月7日の『XYM』収穫状況←ハーベストで得たので”収穫”と表現されることが多いです。

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これは今実際私が行っている委任ハーベストでのXYM取得状況です。表の右端の列が取得した報酬で単位は”XYM”です。一週間ほぼ毎日のペースでXYMを収穫できています。(セキュリティ上一部塗りつぶしています)1日2回以上報酬を得ることもあれば0回の場合もありますが、平均して1日1回ハーベストされました。

 

3月22日時点でのXYMの価格が日本円で16円とすると、1回あたりの最低報酬量が四捨五入して約113XYMなので、日本円換算で1日あたり約1,800円※の不労所得です。

 

因みに1XYM100円になれば1日あたり11,300円、200円になれば22,600円・・・ということになり夢が広がりますね。最終的にいくらになるかは誰にも分かりませんが、ユースケースが広がるにつれて1回に得られるXYM数が増えます。

 

(※現行の税制では取得した時点の円換算で課税されることに注意が必要です。交換・売却時にも課税されます。)

追記

3月24日以降、国内取引所bitFlyerや世界的暗号資産取引所であるBitgetでの上場のほか「MEXC Global」と提携したことが発表され、一時18円台後半まで急騰しています。先に世に出たNEMの進化版という位置づけのSymbolですが、NEMの通貨XEMは過去に250円近くまで高騰したことがあります。

Symbol報酬プログラムの利用方法は簡単

他の仮想通貨同様に、Symbolも内部通貨XYMを売買して差益で稼ぐ方法もありますが、報酬プログラムを利用すれば、単なる売買ではなく『ブロックチェーン技術を支えること(ブロックを作って繋げる仕事をすること)に対する対価』として利益を受けることができます。

 

ブロックを作って繋げるなんて素人には難しのでは?と思われるかもしれませんが大丈夫。Symbolではビットコインなどのマイニングと違って、プログラミングの知識が無い人でも報酬プログラムを利用できる仕組みが準備されています。

 

プログラミングが全く分からなくても報酬を得る方法が『委任』という手法。委任ハーベストであれば、ビットコインのマイニングマシンのように自分で高価な専用機器を準備する必要がありません。PCやスマホがあれば設定できます。

委任ハーベストを選択した理由

当初ハーベストに参加する計画はありませんでしたが、Symbol/XYMについて情報収集する中でこの報酬システムを知りました。

 

今でこそCOMSANFT-Drive上でのNFT取引の他、一部地域の飲食店やサロンなどでの支払いで実際に使用されたり、現在進行中の様々なプロジェクト上での使用拡大が今後期待出来るわけですが、当時は用途が限定的で『持っているだけ』の状況でした。

 

また、当時は価格自体が低迷しており、XYMの売買で大きく利益を出せる状況ではありませんでした。そこではじめたのが”委任ハーベスト”です。委任ハーベストは売買で利益を出せない状況を打開する魅力的な運用法と気付きました。

『(委任)ハーベスト』でXYMが得られる確率は?

Symbolブロックチェーンでは1日に2880回ブロックが生成される設計の為、報酬を得る機会は2880回あるということになります。

 

2880回のうち自身が何回報酬機会をえられるかは、システムに組み込まれた自動抽選さとなりますが、この報酬を得られる確率にはXYM保有量が大きく関与します

 

Symbolブロックチェーンでは、ビットコインのマイニングのように高性能PCによる計算速度の競い合いはありません。その代わりに、保有者がどれだけSymbolブロックチェーンに貢献しているかを計る『重要度(インポータンス)』という評価指標があります。

 

Symbolブロックチェーンの『ハーベスト』では、重要度(インポータンス)が高いほど報酬を得られる確率が上がるという仕組みがプログラムされています。この重要度は、『保有量』と『Symbolを利用し、手数料としてXYMを多く支払っていること』によって決まります。実際のところ保有量が多いほどハーベスト回数は増える傾向にあります。

XYMをいくら保有すれば何回ハーベストされるのか?

ハーベストをはじめるには初期投資として10,000XYM以上を取引所で購入する必要があります。(なるべく安価なタイミングで購入出来ればラッキーです!)

bitbank

ハーベストの回数は、ハーベスト参加者数や参加者の総XYM数によって変動します。2022年3月時点でのハーベスト参加の総XYM数が約24億XYMなので、おおよそのハーベスト回数は・・・

 

    10,000XYM保有の場合、年間約    4回 

  100,000XYM保有の場合、年間約  44回

  500,000XYM保有の場合、年間約219回

 

となります。

1回のハーベストで得られる最低報酬量が2022年3月では約113XYMなので50万XYM持っているだけで年間24,747XYM取得できる計算です。

 

24,747XYMを1XYM16円の時に売却すれば395,952円の利益ですが、売却するタイミングは自由です。株で例えると、配当金を日本円では無く『株』で付与されるということ。仮に50万XYM取得にかかった平均単価が16円とすれば、1XYMが20円や100円になってから売ったほうが得。

 

 現在進行しているプロジェクトが軌道に乗って、NFTの他金融サービスなどにSymbolブロックチェーンが利用されるようになれば手数料が加算され、報酬の総量UPが期待できます。しかも、最低保証(インフレ報酬といいます)分配プログラムは約100年続く設計です。長期にわたるベーシックインカムの設定は、報酬プログラムに参加している開発者にとって強い味方になります。

インフレ報酬?最低保証?って何?

1回あたりに(委任)ハーベストで得られる収益を式にすると

総収益=インフレ報酬+手数料報酬

となります。

 

2022年3月において1回あたりの委任ハーベスト最低報酬が約113XYMです(この報酬は数ヶ月毎に減少するようプログラムされています)。これに手数料分の報酬が加わって総収益となります。ブロックチェーンが使われなかったとしても、最低保証のXYMが分配される仕組みです。

XYMはグリーンリスト銘柄

先日一般社団法人日本暗号資産取引業協会(JVCEA)から2022年3月時点でのグリーンリスト入り銘柄が公開されました。

 

JVCEAが定めるグリーンリスト入り要件は

★3社以上の会員企業が取り扱いをしている
★1社が取り扱いを開始してから6ヶ月以上の期間が経過している
★その取り扱いにあたり、協会が付帯条件を設定していない
★その他、協会にて本リストの対象とすることが不適当とする事由が生じていない

 

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上場件数がまだ限られることが注目ポイント

注目すべきは、ビットコインやイーサリアム、リップルのような既に大きく値上がりしている通貨に比べて上場件数が少ないことです。裏を返せば、上場による大きな値動きの可能性が残されていると言えます。

 

XYM上場件数が少ないのは、前身の組織改編や資金管理の健全化といった準備に時間を費やしたためです。グリーンリストに登録されたと言うことで本格始動と捉えて良いのではないでしょうか。

 

現在までにいくつかの国内外の取引所へ上場を果たしていますが、今後世界的な取引所への上場が期待されており、グリーンリストに上がった事が後押しする可能性は大きいです。現状において仮想通貨は、取引所への新規上場のたびに価格が急騰する傾向にある為、ハーベスト参加を検討しているならXYMを入手できる取引所への登録だけでも済ませて、購入時期の見極めが必要です。

 

元本割れのリスクがありますが、購入時よりXYMの価値が上がれば利益も期待できます。そして何より、元本はそのまま、ハーベストによるインフレ報酬が定期的に入るためXYMは売却しない限り増えていきます。売却するタイミングは自由なので、現金による配当と違って、より利益の得られるタイミングを自分で決めることが可能です。

 

『ハーベスト』のインフレ報酬は100年続く

Opening Lineテクニカルディレクター / NEMTUS理事(Director) であるDaoka氏作成の表によると、2022年3月時点での一回の委任ハーベストで得られるインフレ報酬は112.7875336XYMです。

 

表にあるとおり、このインフレ報酬は3ヶ月毎に約100年かけて減少します。言い換えれば100年近くインフレ報酬を得ることが出来るということ。Symbolブロックチェーンが多方面で利用されるようになり、XYMの価格が今後上昇すれば、インフレ報酬減少分はカバーされ、さらに利用料の上乗せが入いれば報酬UPが期待できます。

 

 

24時間365日チャートを気にしていられますか?

暗号資産取引は取引所メンテナンス時間以外は基本的に年中無休です。しかも複数の取引所を開設している場合はフルで取引可能です。手動で売買を繰り返す事で利益を出そうとすると気が休まりませんよね。投資家の中には自動売買システムを駆使していると思いますが、私はそのような投資ツールを使いこなせないので太刀打ちできません。

 

チャートを気にしない資産運用、それが委任ハーベスト

自動売買ツールを駆使しなくても、

『必要な量を買って、設定して、あとは放置』

これだけで暗号資産XYMを得る方法が『ハーベスト』です。

ハーベストをもう少し詳しく説明

実際にオススメするのは『デリゲート(委任)ハーベスト。これは個人でNodeを立てる必要が無く、既にあるNodeに委任してハーベストに参加するという方法です。実際に多くのXYMホルダーは委任ハーベストを利用しています。私も委任ハーベスターです。

 

<Node(ノード)とは?>

どのブロックチェーンもNodeがあってこそ成り立っています。Nodeがブロックを生成連結しています。自らNodeを運用するにはある程度知識が必要ですが、Node運用代行会社に委託する方法もあります。いずれにしても費用がかかります。

 

委任ハーベストではNodeに関する知識も運用費用も発生しません。発生するのは一定割合の成功報酬的なものだけ。ハーベストが発生した場合のみ、手数料としてハーベスト報酬の25%は委任先に徴収されます。因みにNode管理人によっては徴収した25%分を委任者に還元している場合もあります。Node管理人毎のサービスや委任受け入れの空き状況は以下のサイトで確認できます。

 

symbol-tools.com

様々なNode管理人がいますので、還元型のノードに委任するもよし、便利ツール制作者を応援する目的で委任するもよし、代行業者を利用して自らNodeをたてるもよし、いろいろな方法でブロックチェーンSymbolに貢献し報酬を得ることができます。

 

(妄想タイム)期待値計算を楽しんで夢を膨らませる

ここで、さきほど紹介したノードリストにあるハーベスト参加XYM総数と、現在の価格を入力するだけで、実際にいくらXYMを持っていればどれだけ報酬が得られるかの計算シートを紹介します。

 

@nobu_kyutechさんが作成したハーベスト期待値シミュレーター

[Symbol] ハーベスト確率の考察 - Qiita

試しにXYMが100円の場合・・・

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将来的にいくらまで値上がりするかは分かりません。NEMが盛り上がった頃のXEM価格に匹敵する240円程度まで上がったとすると・・・

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条件によりますが、40万XYM以上を委任ハーベストにあてれば日本の平均所得を超える額が得られるということに・・・

 

今後に期待したいところです。

売買無しでXYMを増やす方法、それがハーベスト

さて、ここからはハーベスト(委任ハーベスト)を具体的に説明していきます。

 

ハーベスト(委任ハーベスト)と、取引所のステーキングサービス

売り買いしないでXYMを増やす方法としては、ハーベストのほかに取引所のステーキングサービスがあります。法定通貨の『普通預金』のようなイメージです。

普通預金はいつでも引き出せて、利子も付きますよね(微々たるものですが)。委任ハーベストもステーキングも、XYMの移動(売却)は可能です。

但しハーベストについては10,000XYM以上、ステーキングも所定の数量以上保有という条件があります。

 

委任ハーベスト⇒

10000XYM以上をSymbolウォレット内に置く

ステーキング⇒

所定のXYM(取り扱い会社により異なる)

 

委任ハーベストとステーキングサービス、どちらがおすすめ?

委任ハーベストに参加するためには10000XYM以上が必要になります。2022年3月時点では初期投資として15~16万円必要です。一方、ステーキングであれば数百XYMから参加可能です。因みにXYMを購入する場合は取引量の多い(約定しやすい)取り扱い会社がお勧めです。

 

bitbankは国内屈指のXYM取引量!

bitbank

委任ハーベスト

<メリット>

・手数料還元サービスを実施しているNode管理人に委任すれば、手数料が節約できる。

・専用ウォレットにXYMを移すため取引所の状況に左右されず、自分の資産を自分で管理できる。

・ブロックチェーンを支えるNode運用者に手数料を払うことでブロックチェーン維持に貢献できる。

<デメリット?>

・Symbolウォレットをダウンロードし、取引所のウォレットからSymbolウォレットにXYMを移動させる必要がある。(この作業でブロックチェーンを利用しています!委任ハーベスト設定自体は簡単)

 

注意点>自分もはじめてみよう!と思われた方は次の点にご注意ください!!委任ハーベスト設定後や解除の際にフィッシング的なトランザクションが送信されることがあります。これはSPAMメールと同じで、こちらが触らなければ対処できます。送られてきたものの内容が分からないまま『承認』しないようにしましょう。

 

ステーキングサービスの利用

<メリット>

・委任ハーベストほどの初期保有量を必要としない

・ウォレットにXYMを移す必要が無い

<デメリット?>

・手数料がかかる(それほど高くは無い)

・資産(XYM)は取引所に保管されている為、資産の管理を取引所に委ねることになる。

初心者はどちらを選ぶべきか??

『ウォレットダウンロードして設定すれば簡単!』と言われても、それはある程度PCやネットを使い慣れている人の感覚かもしれません。慣れていない人はウォレットを自分のPCやスマホに導入すること自体ハードルが高く感じる人もいるでしょう。

ウォレットに関しては、ニーモニックや秘密鍵・・・このあたりの管理が自分でしっかりできないと、大切な資産が引き出せなくなったり、詐欺にあって全て失うということもありえます。

YouTube上には初心者向けの説明動画が増えてきた印象ですが、最近詐欺的内容の動画が実際に出てきています。うっかり詐欺動画で言われるがままに操作すると資産を奪われてしまうということも。なので直ぐにでもはじめたいと言う人は、まずは取引所のステーキングサービスを利用が安全かもしれません。その間に情報を集めてリテラシーを高め、それからウォレットで委任ハーベストをはじめるのもいいかもしれませんね。

XYMの委任ハーベストを続けるメリット

①将来性に期待できる

②売買を繰り返す必要がない

③一度設定するだけ※(時々確認は必要)

 

①将来性に期待できる⇒

XYMで取引されるNFTマーケットが複数ローンチされつつあること。また、2022年初頭に米国暗号資産管理企業Valkyrie社との契約が完了し、今後大手取引所への上場が控えている。

②売買を繰り返す必要が無い⇒

10000XYM以上所有し、委任ハーベストを設定することで定期的にXYMが付与される。2022年3月時点で委任ハーベストで得られる1回あたりの最低XYM数量は112.787534XYMです。

③一度設定するだけ⇒

一度設定してしまえば、委任先Nodeが正常に稼働しブロックチェーンが存続している限り仮想通貨”XYM"の保有量が増え続けます。株などでは会社業績が悪くなると最悪無配当になりますが、ハーベストでは何十年ものあいだインフレ報酬として最低限の報酬が分配されます。

PoWとPoS+

ブロックチェーンを維持するための仕組みとしてPoW(ビットコイン)やPoS(イーサリアムがPoWからPoSに移行)などがあります。ブロックチェーンSymbolはPoS+という仕組みを採用しており、ビットコインのマイニングに相当するハーベストは、XYMを多く所有し(ステーキング)、且つXYMを利用した人(流動性に寄与)に報酬としてXYMが与えられます。

終わりに・・・資産運用 年利何%が理想か。現実的には?

資産運用で理想と言われるのが年利10%、現実的には5%以上を目標とするのが一般的と言われていますが、現在の運用状況として5%以上達成です。仮想通貨/暗号資産投資を始める人はもっと大きな利益を期待している場合が多いと思いますが、2022年3月時点での仮想通貨価格低迷期においても5%維持なので〇。

 

暗号資産への投資は他の金融資産同様リスクを伴います。投資は余剰資金でお願いしますね。

2023年の一年間の成績と年利のご報告!!

…年利3.5%でした。

理由としては、ほかの銘柄でも言えることですが、ブロックチェーンの利用がまだまだ限定的で、報酬の上乗せが少なく収益の9割がインフレ報酬だったから。インフレ報酬は徐々に減少する設定なので、残念ながら年利5%切りました。

 

2024/1/11、米国でのBTC-ETFの承認がされたばかりです。特に2023年にSymbolコミュニティでは多くのユースケースが生まれていることを考えると、今後に期待出来そうです。